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Justus Kreuels - 26. February 2021

次世代ネットワーク5Gを特許でどう保護するか

欧州知財弁理士のクロイエルスです。

ヨーロッパ最大の日本人街デュッセルドルフと特許庁のあるミュンヘンで知財保護活動をしています。どの産業も担当しますが、IT、医療技術、電気工学などを扱う機会も増えてきました。旬の話題を皆さんに分かりやすくお伝えできればと思っております。


5Gとインダストリー4.0

マシンとスマートデバイスのリンクの基盤を形成する5G技術。日本でも徐々に浸透しているようですが、5Gを使用すると、センサー、プラント、IoTマシン間の通信がリアルタイムで行われるようになります。この新たな通信により、製品やサービスの新市場が生み出されます。従来のハードウェアやソフトウェアのジャンルはもとより、IoT分野での開発も見込まれています。

モノのインターネットは電話とコンピュータの接続のみならず、人間と機械、および機械やロボット同士のネットワーク通信までも可能にします。すべての生産財と消費財、およびセンサーを備えたインフラは相互にリンクし通信できるようになるのです。


5Gインダストリーキャンパス・ヨーロッパ

さて、この技術分野ではいくつかの研究イニシアチブが活発に行われています。2020年5月に5Gキャンパス・ヨーロッパが発足しました。RWTHアーヘン工科大学のキャンパスでは、5G技術関連の新機能について研究されています。 例えば、非常に複雑な製造プロセスを監視・制御するための5Gセンサー技術、モバイルロボット工学、ロジスティクス、様々な場所にまたがる生産チェーンなどがこの対象です。

参考リンク: Federal Ministry of Transport and Digital Infrastructure (BMVI)


技術イノベーションを特許保護

インテリジェント製品の開発とその使用により新たな応用分野が誕生します。特許法の観点で見ると、さまざまなトランステクノロジーシステムの相互作用が重要な位置を占めています。具体的には、センサー技術、情報技術、電気通信、医療技術、自動車工学などの技術分野が目覚ましい発展を遂げていると言えるのではないでしょうか。


5Gが新しいからこそ、5Gに関連する発明品は可能な限りベストな方法で保護する必要があります。karo IPの弁理士は個々のIP戦略の開発と実装についてクライアントにアドバイスとサポートを提供します。例えば、自動化、自動車技術、ネットワークシステムの一般的な側面の分野での新しいアプリケーションなどです。

Justus Kreuels:



ユストゥス・クロイエルス弁理士(ドイツ、および欧州)。 karo IP知財法律事務所の創立パートナー。2011年弁理士登録。ミュンヘン工科大学、およびアーヘン工科大学卒業、機械工学専攻。

主たる取り扱い分野は、モバイルテクノロジー、IoT、ロボット製品などの知財保護・代理人業務。ドイツのトップ大学2校で培った機械・IT関連知識を存分に発揮し世界中の発明家達の知財保護を担う。

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